健康診断で100点とれてますか?
好きなもの食べて美しく✨
食生活から健康を考えるコックさん はるです。
毎年やってくる健康診断。
毎年送られてくる再検査通知。
けどそこまで深刻ではないと思い、放置してませんか?
「また来年も検査があるから大丈夫でしょ?」
そう思い、忍び寄る影にも気づかずに食生活の改善がないあなた!!
気づいた時には、大きな大きな病で倒れるかもしれないんです。
行動制限ばかりの入院生活。
食べたいものも食べれない食事制限。
そんな不自由な生活 したいですか?
そうなる前に検査を受け、食生活を改善することで、
これからの楽しいアフターライフを過ごしたいですよね。
毎年、悪玉コレステロール値が高いあなたが直面してる問題の先には、もっと大きなリスクが待ってるんです。
そのリスクを回避するためのメニューはこちらです。
- 臓器の役割を知ろう なぜ肝臓が肝といわれるのか? 体にいらない臓器はない 目立たないけど主役の臓器 腸
- 生活改善がすべて 食物繊維と運動で腸活をしよう
肥満の素と言ってもいいコレステロール。
その種類に善玉と悪玉があるのはご存じだと思います。
まずはそのコレステロールの違いを簡単に見ていきましょう
- 善玉コレステロール
血液中の存在する余分なコレステロールを集めて肝臓へ戻す掃除さん
- 悪玉コレステロール
肝臓から作られたコレステロールを全身へ運ぶ運び屋さん
血管の中にはどちらも存在し、活動するのにどちらも必要なんですが、悪玉が多くなり運び始めると善玉の掃除屋さんが追い付かなくなり、コレステロールというゴミが蓄積されていくんです。
そうなると様々な症状が体にでてきます。
- ゴミがたまって硬くなり血管が細くなった状態の 動脈硬化
- 血管が細く硬いので血液がうまく流れなくなる 高血圧
- 細く硬くなるだけならまだしも血管が詰まって起こる 心筋梗塞
- これが脳の血管に影響を与えると 頭痛やめまいその先には 脳卒中
などコレステロールが高いだけでこれだけの症状がおこる可能性があるんです。
表向きは肥満体という悩みだけかもしれませんが、体内でおこるこれらの症状は
見えない敵=サイレントキラーと言われ、すこしづつ体を蝕んでいるのです。
ではこの悪玉コレステロールを多く含む食べ物にはどんなものがあるのかを見てみましょう。
悪玉コレステロールの多い食べ物
- 動物性の脂=飽和脂肪酸
自然由来として食べれてるラードやバター・生クリームなどで牛や豚肉に多く含まれています。
- 加工食品の油脂=トランス脂肪酸
食品の製造過程で生成される油脂で揚げ物やマーガリンにスナック菓子やクッキーなどに多く含まれています。
いかがでしたか?
あなたが普段の食生活で摂取してるほぼ大半がこの脂肪酸ではないでしょうか?
悪玉コレステロールを摂取することでお腹が出てきたり体重が増えるのはこの脂肪酸の最終地点なんです。
サイレントキラー化してる体内では様々な臓器によって分解や消化が行われています。
その役割を簡単に見てみましょう。
臓器の役割
- 肝臓が肝(大事)と言われる理由
肝臓では、コレステロールと胆汁酸から胆汁を作っています。
この胆汁は胆のうに貯蓄され腸管を通り、十二指腸や腸で脂肪を分解・消化する役目を果たしています。
この肝臓が脂肪分解の大きな役割をになっているんです。
だから肝臓が肝と言われるくらい重要な臓器なんですね。
ちなみに、この肝臓がコレステロールを抱えきれないくらい大きくなると脂肪肝になります。フォアグラを想像していただくとわかりやすいですね。
それが固まってくると肝硬変、そして細胞変異で肝臓がんになるんです。
- その他の臓器の働きも大切です。
膵臓では、腸が栄養素を吸収しやすいように食べ物を消化するための膵液をつくります。
腎臓では体に毒となる尿素を取り除き、尿として捨てる仕事をしています。体にとってのフィルターの役割をになっています。
- そして目立ちはしないが主役級なのが、腸なんです。
この腸がなぜ大事なのかというと、食べ物を栄養素に変え全身に運ぶ重大な役割だからです。
体内のコレステロールの同じ様に、腸内にも善玉菌と悪玉菌が存在し、
善玉菌が多いと消化・吸収を助けてくれる。
しかし、
悪玉菌が多いと、その邪魔をするんです。
消化・吸収された栄養素は体内に運ばれ体の活動に、老廃物は大腸にと、ポンプの役割の腸こそが体を健康に保つ唯一の臓器なんです。
常にフル活動している腸なので、消化できないものや消化するのに時間がかかるものが多いと、そっちにばかりに手がかかり健康維持が出来なくなります。
料理で例えると、
材料を切ることに集中して、鍋の材料を焦がす。
みたいな事ですね(笑)
つまり、肥満の敵 = 臓器の敵
でもあり、悪玉コレステロール値が高いというのは、危険信号なんです。
この信号を無視して、食べ続ける自分の体の未来はもう想像できると思います。
では、ここから改善方法を見ていきましょう。
生活改善をしていこう
まず、肥満の根本でもある食生活の見直しですね。
- 悪玉コレステロールを増やさない
牛や豚など動物性の油脂やたんぱく質を摂りすぎない
加工肉(ソーセージやハム)は出来るだけ避ける
揚げ物や人工油脂の食品も避ける
- 善玉コレステロールを増やす
不飽和脂肪酸を多く含む魚を多く食べよう
たんぱく質は豆腐や納豆から摂ろう
油脂類はオリーブオイルやキャノーラ油を使おう
悪玉コレステロールになるものは出来るだけ避け、善玉コレステロールになるものを積極的に摂ることで血圧を下げ、悪玉コレステロールを減らすことができ生活習慣病にならない健康な体を手に入れることができるんですね。
そして、健康診断で100点になるために、次の腸活をやっていきましょう。
- 腸の活動を助けてくれる食物繊維や善玉菌が増える発酵食品をしっかり摂る。
- 水を多く飲むことで血液サラサラにする。
- 無理をしない適度な運動を毎日する習慣を身に付ける。
あまり目立たない腸だからこそ、本当に大切な臓器なんですね。
これからの自分の人生を楽しむために。
子供達の未来を見続けるために。
今日からできる腸活をやっていきましょう!!