オイルで痩せる??脂質の秘密を知ってますか?

好きなもの食べて美しく✨

食生活から健康を考えるコックさん はるです。


f:id:hal_cook:20220106170614j:image

 

油脂と聞くと

「太りそう」「肌がべたつく」「体に悪そう」などの

イメージを持つと思います。

 確かに、油脂は糖質やたんぱく質よりもエネルギーが高く、

過剰摂取すれば、肥満の原因になります。

 

ただそれは、体に悪い油脂ばかり摂取してるから起こることで、

正しい油脂を適切な量摂ることで、肥満を防ぐこともできるんです。


f:id:hal_cook:20220106170737j:image

 

油脂を摂りつつ、太らない

そんな食生活に変えてみませんか?



少しでも痩せたいあなたへのメニューがこちら

 

 

油脂は必要なの?

f:id:hal_cook:20220106170840j:image

 

五大栄養素でもある脂質の源 油脂類。

 

食事から摂る油脂には体にとって必要な働きがあります。

 

・肌の潤いを保つバリア

・紫外線など外からの攻撃を防ぐ皮脂を作る

・血中のコレステロール値を適正に保つ

 

これらの役割を考えると油脂は摂るべき栄養素なんですが、

闇雲にとればいいと言うわけではないんです。

当然油脂の中には体に悪影響を及ぼすものが多数存在し、

私達の食生活に深く関わっています。

 

体に必要な油脂とは?

体に影響を与える油脂の種類は大きく分けて2種類あります。

 

1つは「飽和脂肪酸

 

これは、いわゆる悪玉コレステロールの元凶で、

糖尿病や肥満にメタボリックシンドロームなどの生活習慣病になる油脂類です。


f:id:hal_cook:20220106170925j:image

 

具体的には牛肉や豚肉などの動物性油脂の他、

マーガリンやバターにマヨネーズなどがそれに当たりますが、

これを聞いてどうですか?

普段からよく食べてるものばかりですよね?

 

そうなんです!!

食の欧米化が進んだ今の食生活に密接に関わっているんです。

 

では、その反対に

コレステロール値を安定に保ちつつ、

肥満を防ぐとともに体の健康も維持できるそんな油脂。

 

それが2つ目の不飽和脂肪酸です。

 

不飽和脂肪酸と聞くと「???」と思うと思いますが、

最近テレビやCMでよく目にするようになった

「オメガ脂肪酸の事なんです。

 

この油脂は主に植物油脂や魚の脂に含まれてますが、

普段の食事で摂れてるでしょうか?

 

オメガ脂肪酸と言っても種類は豊富。

 

その中で注目するのが、

 

オリーブオイルやべに花油に多いオレイン酸


f:id:hal_cook:20220106171044j:image

 

コーン油や大豆油などに多いリノール酸

 


f:id:hal_cook:20220106171134j:image

 

青魚や亜麻仁油やえごま油に含まれるEPADHA

 


f:id:hal_cook:20220106171345j:image 

 

 

オレイン酸は善玉コレステロールを減らすことなく、

悪玉コレステロールだけを減らす役割をします。

微量ですが体内で作ることもできます。

 

また、リノール酸DHAEPAは、

血中コレステロール濃度を下げる役割をしますが、

体内で作ることができません。

 

そして、最近耳にするようになった脂肪酸

それが、MCTオイル です。


f:id:hal_cook:20220106171649j:image

MCT(中鎖脂肪酸)は母乳やココナッツミルクに含まれる脂肪酸で、

日常に密接に関わっています。

 

そのMCTの成分で作ったのがMCTオイルで、

オイルなのでカロリーはあるので摂りすぎには注意は必要ですが、

体内に蓄積されにくくすぐにエネルギーに変わるため、

糖質制限でダイエットしてる人に注目されているオイルなんです。

 

つまり、体にとって必要な脂肪酸なのにも関わらず、

どの油脂がどんな影響を与えてくれるのかをしらないまま、

食事をしてる人が多いんです。

具体的な油脂の摂り方と注意点

現在では、動物性油脂やマーガリンやファットスプレッドなど生成された油脂ばかりの食生活を送る毎日だと思います。


f:id:hal_cook:20220106171728j:image

 

主に魚メインだった昔と比較しても、

肥満やメタボリックシンドローム生活習慣病になる人が増えつづけています。


f:id:hal_cook:20220106171750j:image

 

それを改善するためにも、食生活改善は必要なんです。

 

DHAEPAを多く含む青魚を多く取り入れる。

サラダ油を減らし、植物性油脂を多く摂取する。

 

ここで1つ注意点があります。

 

これらの不飽和脂肪酸は、酸化されやすい性質を持ってます。

 

つまり、加熱してしまうと体にいい成分が失われるほか、

開封後に放置したり、日光に当たるところにおいてると酸化が進み、

効果が弱くなります。

 

オイルの容器に色がついてたり、透明ではなかったり、

「冷暗所に保管」と書いてあるのには、そういう理由もあるんです。

 

なので、魚はできるだけ新鮮な状態で食べる(加熱でも可)。

オイルはサラダにかけたりして、加熱せずに

そのままの状態で摂取することが望ましいんです。

 

では具体的に何をどれくらい摂取したらいいのかを見ていきましょう。


f:id:hal_cook:20220106171933j:image

 

一日に必要な不飽和脂肪酸平均 2g~1.6g。

これをに換算すると、一日に3尾 摂らないといけません。

つまり、毎食が魚になります。

これでは毎日の献立にも困ってしまいます。

 

そこで、登場するのが、えごま油や亜麻仁油なんです。

 

なんと!!この油脂を小スプーン1杯摂ることで、

鯵3尾と同じ量の脂肪酸を摂ることができるんです。



f:id:hal_cook:20220106172256j:image

同じようにオリーブオイルや大豆油などを摂取すると、

体内のコレステロール値の変化で血液の状態がよくなり、代謝がよくなります。

 

また、MCTオイル(小スプーン1杯程度)を毎日摂ると、

エネルギーに変わるのが早いので、余分な糖質も要らなくなり、

結果的にダイエットに繋がるんです。



f:id:hal_cook:20220106172323j:image

まとめますね。

効果がわからないまま、様々な種類の油を揃えて酸化させてしまうよりも、

どの油脂がダイエットにも健康にもいいのかを

知った上で、日常の食事に取り入れていく。

ここが一番大切です。

 

効果以外にも味や風味や匂いなど油脂は様々なので自分にあった油脂を取り入れ

習慣化していきましょう。

 

そうすれば1ヶ月後の自分の体重と健康状態に変化があらわれるはずです。


f:id:hal_cook:20220106172359j:image

 

今日からでも遅くありません。

バランスの良い食事と良質なオイルで美を手にいれましょう。